就業体験プログラム

なぜ、私たちがこの仕事をしているのか。
その理由を体験してください。

板へぎの体験を通して、
職人の心・働くこと・自分の将来と向き合う３日間

栗山木工　就業体験プログラム

栗山木工は、1,300年の時を越え脈々と受け継がれる伝統の技「板へぎ」によって、日本の伝統建築を支える国内でも珍しい会社です。

1,000年以上も前から職人によって守られて来た国宝などの伝統建築を、次の世代に引き継ぐ大きな責任を感じながら、木と向き合い、技に向き合い、そして自分自身に向き合いながら仕事をしています。

今回、新しく社会に出て働こうとしている皆さまに、伝統の技「板へぎ」を体験していただくとともに、過去を未来に伝えること、自分自身や将来のことを考えるきっかけにしていただきたいと思い、就職体験プログラムを準備いたしました。

日本の伝統技術、伝統文化に挑戦してみたい方からのご応募、お待ちしています。

伝えたいのは「職人技」ではなく、職人としての「心」

長い歴史の中で脈々と受け継がれてきた技が、この国にはあります。

「板へぎ」と呼ばれる技術も豊富な地域資源から生み出され、1300年の時を経て今日に引き継がれています。

私たちが伝えたいもの。それは単に職人の「技術」ではなく、先人たちの森や建物に対する「想い」です。

伝統技術だから伝えなければならない、ではなく「なぜ伝えていかなければならないのか？」自問自答を繰り返しながら、我々は日々、木と向き合っています。

このプログラムは単なる「体験」ではありません。

「板へぎ」のみならず、古来から伝えられてきた「技」の持つ意義、そしてそれを未来に伝えていくことの意義を共に考えるためのプログラムです。

利便性や生産性ばかりが重要視され、ともすれば自分を見失いがちな現代において、「何が大切なのか？」、自分自身を見つめ直し、将来を考えるきっかけになって頂ければ幸いです。

このプログラムが皆さんにとって意義深いものとなり、人生設計を考える上で大きな収穫となることを心から願います。

栗山木工有限会社　

代表取締役　栗山弘忠