人を残す
私たちの仕事の中で一番重要かつ高度な熟練を要するのが原材料の選別。 「目利き」と言われる仕事です。 各現場別に樹種は様々ですし、設計図書から必要数量や用途(使用箇所)等を勘案し、原材料の仕入れにあたります。 もちろん予算もありますから、その範囲内で仕入れを行わなければなりま...
共に汗をかく
/ 2018年度の採用活動に向けて、信濃毎日新聞社が運営する「長野県就活ナビ2018」の取材を受けました。 これまでは「いかにすれば私たちの仕事に興味を持ってもらえるか?」「どうすれば私たちの想いが伝わるか?」etc…。表現を工夫したり、切り口を変えてみたり、頭を悩ませなが...
インターンシップ(就業体験)を終えて
先週1週間、大学生2名をインターンシップで受け入れていました。 1人は長野県の「信州産学官ひとづくりコンソーシアム」の紹介、もう一人は弊社独自プログラムへの応募者でした。 女性初の応募者。 メニューをいろいろ考えてみたものの、結局同じプログラムで行くことを決意。...
「音」から感じる事
日本テレビ「音のソノリティ」という番組の取材を受けました。 この番組は日本各地の風景やその場所でしか聞くことのできない「世界でたった1つの音」に注目し、ナレーションは最小限、BGMも使わずに「音」を紹介する番組だそうです。...
働くこと=暮らすこと
人生の中で仕事をしている時間っていったいどれくらいあるのでしょうか? 多くの人は、20歳前後から働き始め、定年と言われる65歳まで、40年以上の歳月を仕事に費やします。最近では70歳前後まで働く方も多いので、実に人生の半分以上。...
求む。次代を担う職人。
弊社へ就職希望の方へ、8月に開催される 合同就職面接会への参加情報です。 【木曽地区就職面接会2017】 8月4日(木) 13:30~15:30(木曽合同庁舎) 主催:ハローワーク木曽福島 問合せ:木曽地区雇用対策推進協議会 ℡0264-23-2233 ※詳細はチラシ参照...
板へぎ考
こけら板を製作する技法は、大きく分けて「関西遠州流」と「出雲流」の2つの流派があります。 以前は各地域に様々な手法があったようですが、現在はこの2つの技法が主流です。 我々の技法は「関西遠州流」と呼ばれるもので、大きな特徴として「足」で押えながら板をへいでいきます。一方、「...
今しかできないことを
仕事を始めると時間に追われ、あっという間に時は過ぎていく。 「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」ことの方がはるかに多く、年を追うごとにその比重は高まってくる。 就職活動が最盛期。 もう決まっている方も多いのでしょうが、彼らを見ながら「ふと」思う。...
日本遺産 (Japan Heritage)に認定
文化庁が4月25日発表した「日本遺産」に私の住む、この木曽地域が認定されました。大変嬉しいニュースです。 「木曽路はすべて山の中 ~山を守り 山に生きる」というストーリーの下、この地域に息づく産業や伝統文化、食品など、その構成は多岐にわたっています。(右図)...
適材適所
木曽地域ではヒノキやサワラ等の国有林材の販売が毎月1回行われます。 これに合わせて「土場」と呼ばれる物件(原木)所在地へ下見に行きます。 本日も行って来ましたが、木曽の山の中を半日かけて回ります…。 天然の木曽ヒノキやサワラの出材は年々減少し、10年前と比べると良材は激減し...